若獅子神社の九七式戦車静岡県富士宮市

ティータイムのある山中湖から約40キロ、富士宮市「白糸の滝」のそばにある。
神社の敷地内に佇む朽ちた戦車は悠久の秘めた歴史を醸し出している。
ただ今回は歴史的背景は割愛する。戦車が見たくて来たので、、、。

九七式戦車のスペック

神社に入りすぐ西側、桜の木の下に九七式戦車は佇む。
大きさの比較。2トンダンプ程度の大きさ。思ったよりも
大きく無い印象だ。
車体正面より。全体はリベットで構成されている。リベットによる
接合は強度に問題があり又被弾時にリベット破片が跳ねキケンであった。
この当時欧米各国の戦車はすでに溶接にて装甲を接合していた。
車体右側前方より白く記された所が被弾(弾が当たった)跡。
機関銃手ハッチはコーキングで覆われている。
砲の系架部はずれている。
操縦手付近にも多数の被弾跡。
車体前部に付く牽引ホールド。右側にエンブレムが付いている。
エンブレム。今となっては何処製か判断できない。

履帯(キャタピラ)が残っているのは右側のみ。途中金属プレートで
継ぎ足している。

左側に付いた履帯は一部しか付いていない。
車体後部。経年変化のせいでディテールはつぶれているものの
見た目の状態は良好だ。
転輪横のスプリングは原型をとどめていない。
後部誘導輪。当時、日本の工業力を垣間見る。
転輪は朽ちている。
上部転輪。手で回った。
両側排気装置はレストアされている。
右側エンジン上ルーバーは穴が開いているのでFRPで
塞がれている。
左側ルーバーはほぼ残っている。
車長ハッチから内部を覗いても真っ暗で見えなかった。
フラッシュを突っ込み車体底面を撮ったが空の様だ。
突然見つけたかなり保存状態の良い転輪。思わずパチリ。
各ボルトには脱落防止用の針金が縛られている。
内外護謨(ゴム)合資会社と刻印してある。


97式戦車は前大戦当時日本の技術力を良く現している。 開国して僅か数十年で列強に対し戦いを挑むまでに
成長した日本人のポテンシャルの高さには驚くばかりだ。 戦争の是非についてここでは語らない。
ただ、貴重な歴史的遺産として戦車マニアである方もそうでない方も一度は見ることをお勧めします。

見学後は富士宮市内でご当地グルメ「焼きそば」を食べよう!

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